三菱商、三井物:豪ウッドサイド事業からのLNG購入中止

三菱商事と三井物産は、オーストラ リア2位の石油・ガス会社ウッドサイド・ペトロリアムのブラウズ液化 天然ガス(LNG)プロジェクトからLNGを買い入れる計画を白紙撤 回した。同プロジェクトの遅れが理由。

豪パースに本社を置くウッドサイドが2日発表した資料によれば、 三菱と三井の合弁企業ジャパン・オーストラリアLNGは同プロジェク トから年約150万トンのLNGを購入する計画を取りやめた。

RBCキャピタル・マーケッツのメルボルン在勤アナリスト、アン ドルー・ウィリアムズ氏は同日の電話取材に対し、「年150万トンの LNGを探すなら、数多くの選択肢があるだろう」と述べ、三菱、三井 両社は将来ブラウズの顧客になるということも選択できると指摘。その 上で、両社がエンジニアリング・設計段階にもまだ入っていないプロジ ェクトに「コミットメントを続けるのはかなり難しい」と説明した。

ウッドサイドは昨年、ウェスタンオーストラリア州にブラウズ関連 設備を建設する計画を破棄。その代り英・オランダ系のロイヤル・ダッ チ・シェルの技術を使い洋上の巨大船舶でガスを液化する計画を進める かどうかを2015年半ばまでに決める方針を示した。

三菱と三井は12年、ブラウズプロジェクトの権益14.7%を20億ドル (約2100億円)で取得することで合意していた。発表資料によれば、両 社は合弁を通じアジア市場にLNGを共同で販売するためウッドサイト と協力を続ける。

原題:Mitsubishi, Mitsui End Deal to Buy LNG From Woodside Project (1)(抜粋)

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