金相場、昨年は13年ぶりの下落-資産保全手段として魅力失う

2013年の金相場は年間ベースで2000 年以来13年ぶりの下落となった。投資家が金から先進国の株式に乗り換 え、世界の株価は4年で最大の上昇となったことが背景だ。

米S&P500種株価指数は昨年、過去最高を更新。世界の債券 は1999年以来の値下がりとなった。金価格は28%安と、81年以来の大き な下落率を記録した。

プルデンシャル・ファイナンシャルの市場ストラテジスト、クイン シー・クロスビー氏は電話インタビューで、「金は投資家を悲観に暮れ させた。今回の金売却は自分が経験した中でも最も激しい資産売りの1 つだった」と述べた。

富の保全手段としての金の魅力は大きく後退した。世界経済改善の 兆しや米連邦準備制度理事会(FRB)をはじめとする世界の中央銀行 が打ち出した緩和策が、ヘッジファンドマネジャーのジョン・ポールソ ン氏ら金投資家が見込んだ急性インフレを引き起こすことはなかった。 対照的に世界の株価を測るMSCIオールカントリー世界指数は昨 年20%上げた。

金価格は2001年初めから600%余り上昇し、11年9月には1オンス =1923.70ドルとピークに達した。昨年は1202.30ドルで1年間を終え た。

原題:Gold Surrenders Streak as Investors Embrace Stocks With 20% Gain(抜粋)

--取材協力:Jeff Wilson、Ye Xie、Callie Bost、Gabrielle Coppola、Charles Mead、Debarati Roy、Asjylyn Loder、Whitney Kisling、Michael P. Regan、Lester Pimentel、David Marino. Editors: Bob Ivry, Michael Tsang

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