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豪中銀総裁:景気支援で通貨安望む-オーストラリアン紙

オーストラリア準備銀行(中央銀 行)のスティーブンス総裁は景気てこ入れのためには利下げよりも通貨 安の方が望ましいとの考えを示唆し、豪ドルのいわゆる妥当な水準は恐 らく現在の相場を下回るものだと述べた。

同総裁は13日付の豪紙オーストラリアン・フィナンシャル・レビュ ーに掲載されたインタビュー記事で、「1豪ドル=0.85米ドルの方 が0.95米ドルよりもその水準に近いと考えている」と指摘。ただ、「実 際にはそれほど正確ではあり得ない」とした。

豪ドルはシドニー時間午前10時(日本時間同8時)現在、1豪ドル =0.8923米ドル。一時0.8914米ドルと、8月30日以来の安値を付けた。 今週は2%値下がりしており、週間ベースでは1985年以来の長期下落と なりそうだ。年初来では12%安と、ブルームバーグ相関加重通貨指数を 構成する先進10カ国・地域の通貨で円に次ぐ大幅な下げとなっている。

スティーブンス総裁は2011年終盤以降に計2.25ポイントの利下げを 行い、政策金利は現在、過去最低の2.5%。雇用データと住宅市場の改 善で、豪中銀が一段の刺激策を見送るとのエコノミストの見方が強まる 可能性がある。12日発表された11月の豪雇用者数は予想を上回る増加と なり、2年にわたる利下げサイクルが需要を押し上げていることがあら ためて示された。

同総裁はインタビューで「金融状況をもう少し緩和する上で、利下 げよりも若干の通貨下落を通じた方が現時点では望ましい」と語った。

原題:Stevens Urges Weaker Currency to Spur Growth; Aussie Drops (2)(抜粋)

--取材協力:Daniel Petrie. Editors: Garfield Reynolds, Malcolm Scott

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