米マイクロソフトはフィンランドの ノキアの携帯電話事業を54億4000万ユーロ(約7570億円)で買収する計 画について、欧州連合(EU)から承認を受けた。

EUの行政執行機関である欧州委員会は「統合後のノキアの特許慣 行をEUの反トラスト規則に基づいて注視する」との声明を電子メール で配布した。ノキアが自社保有のスマートフォン(多機能携帯電話)特 許資産をどう取り扱うかに起因する競争上の懸念は、マイクロソフトに よる買収に関するEU審査の「範囲外」だとした。

EUは、マイクロソフトによるノキアの携帯電話事業買収は、両社 の事業の重複が「最小限」であるため、反トラスト法に全く抵触しない との判断を示した。マイクロソフト広報担当のロビン・コッチ氏(ブリ ュッセル在勤)は「欧州委が無条件で買収を承認したことを歓迎する」 と電子メールでコメントした。

マイクロソフトは9月の買収発表の際、ノキアの携帯電話端末部門 に37億9000万ユーロ、特許の取得に16億5000万ユーロをそれぞれ支払う としていた。

米グーグルは昨年、マイクロソフトとノキアが特許を利用して競争 を阻害しているとして、欧州委に訴えを起こしていた。

原題:Microsoft Wins EU Approval for 5.44 Billion-Euro Nokia Deal (1)(抜粋)

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