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オランダ、最上級格付け喪失も債券利回り変わらず-S&P無視

オランダは29日、スタンダード・ア ンド・プアーズ(S&P)が付与していた最上級格付けを失った。弱い 成長見通しを理由にS&Pが同国を格下げしたが、債券投資家はこれを ほとんど無視した格好となっている。

S&Pはオランダの格付けを「AA+」と、最上級の「AAA」か ら引き下げた。これで、3大格付け会社全てから最上級を得ているユー ロ参加国はドイツとフィンランド、ルクセンブルクの3カ国となった。 3社すべてで見通しがステーブル(安定的)なのはフィンランドのみ。

S&Pは29日朝に格下げを発表したが、オランダ10年債の利回りは アムステルダム時間午前10時18分現在、前日比ほぼ変わらずの2.04%。

世界の債券投資家は昨年、ムーディーズ・インベスターズ・サービ スによる格付けまたは見通しの変更の56%、S&Pによる変更の50%を 無視。国家の信用力について格付け会社の判断を信用しない場合が多い ことを、ブルームバーグのデータは示している。

原題:Traders Disregard S&P Decision to Cut Netherlands’ Credit Rating(抜粋)

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