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カーニー英中銀総裁、出口戦略にかじ切る-ECBとは対照的

イングランド銀行(英中央銀行)の カーニー総裁は、ここ6年余りとは逆方向にかじを切った。

同総裁は28日、危機対策の目玉の1つだった与信促進策を縮小する と発表、住宅バブルの発生阻止に向け動いた。2週間前には経済成長見 通しを引き上げ、予想されていたより早期に利上げする可能性があるこ とを示唆していた。2007年の金融危機と闘ってきたイングランド銀だ が、それ以来初めて刺激策を縮小する。

シティグループのマクロ戦略責任者ジェレミー・へイル氏(ロンド ン在勤)は、「イングランド銀が景気に自信を持っているシグナルだ。 市場では超低金利の日々が終わりつつある兆候として捉えられている。 恐らく英国は他の先進国より早く引き締めに入るだろう」と述べた。

先月利下げに踏み切った欧州中央銀行(ECB)は与信の流れを維 持するため、追加対策が必要かどうか検討しており、英中銀とは対照的 だ。英国の7-9月(第3四半期)経済成長率は0.8%と主要7カ国 (G7)では最高となったが、ドイツは0.3%、ユーロ圏は0.1%にとど まった。

原題:Carney’s Alarm Bell on Housing Nudges BOE Toward Stimulus Exit(抜粋)

--取材協力:Scott Hamilton. Editors: Fergal O’Brien, Craig Stirling

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