コンテンツにスキップする

きょうの国内市況(11月29日):株式、債券、為替市場

国内市況の指標はここをクリックしてご覧 下さい。

●日本株反落、生産下振れと高値反動で売り優勢-先物連れ午後荒さも

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

東京株式相場は反落。10月の鉱工業生産の予想比下振れ、前日に日 経平均終値が6年ぶりの高値を付けた反動への警戒で売り優勢となっ た。週末、月末が重なり持ち高調整の動きも出やすく、午後の開始直後 に先物が下落基調を強めると、この影響で現物も下げ幅を拡大。終盤は 持ち直すなど荒さも見せた。

TOPIXの終値は前日比2.38ポイント(0.2%)安の1258.66、日 経平均株価は65円25銭(0.4%)安の1万5661円87銭。

プリンシパル・グローバル・インベスターズの板垣均社長は、「11 月以降急激に上げてきた反動で、上昇局面で買った向きがいったん手じ まう動きはある。短期の波動だ」と見ていた。ただ、日本のファンダメ ンタルズの良さに世界の投資家は気付いており、「日本株は調整しなが らも、長期で上昇していくだろう」と予想する。

東証1部33業種は22業種が下げ、下落率上位は鉱業、パルプ・紙、 証券・商品先物取引、通信、銀行、不動産、鉄鋼など。海運や卸売、ゴ ム製品、金属製品、建設など11業種は高かった。売買代金上位ではソフ トバンク、三井住友フィナンシャルグループ、パナソニック、 KDDI、コマツ、大和証券グループ、三井不動産などが下落。富士重 工業やキヤノン、三菱商事、商船三井、ドワンゴ、大塚ホールディング ス、セイコーエプソンは上げた。

東証1部の売買高は概算で23億8141万株、売買代金は2兆1537億 円。値上がり銘柄数は698、値下がりは880。

●超長期債が下落、円安で売り圧力-中期債利回り8カ月ぶり低水準

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

債券市場では超長期債相場が下落。外国為替市場での円安進行を背 景に売り圧力が強まった。一方、足元の需給の良さを背景に新発2年と 5年債利回りは約8カ月ぶりの低水準に達した。

現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の331回債利回 りは前日比横ばいの0.60%で開始。その後は水準を切り上げ、一時は1 ベーシスポイント(bp)高い0.61%に上昇。午後は0.60%に戻した。2 年物の335回債利回りは0.08%に低下し、新発2年債としては4月4日 以来の低水準を記録。5年物の115回債利回りは0.5bp低い0.18%と4月 9日以来の低水準を付けた。20年物の146回債利回りは0.5bp高 い1.48%。30年物の40回債利回りは0.5bp高い1.635%で推移した。

三井住友アセットマネジメントの浜崎優シニアストラテジストは、 外為市場での円安進行を受けて超長期ゾーンが重い展開と指摘。これま で株価が堅調だったわりに金利上昇は限られているとし、「日銀の追加 緩和期待のほか、米量的緩和縮小は前倒し観測が出ているものの、緩和 姿勢が続くとの見方が背景。欧州も緩和強化の姿勢だ」と説明した。

●円が対ドルで半年ぶり、対ユーロで5年ぶり安値-株安で下げ渋り

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

東京外国為替市場では円が一時対ドルで半年ぶり、対ユーロで約5 年ぶりの安値を更新。前日までの流れを引き継ぎ、売りが先行した。午 後には日本株の下落を背景に下げ渋る展開となった。

ドル・円相場は1ドル=102円台前半でこの日の東京市場を迎える と、午前11時前に一時102円61銭と5月23日以来の水準まで円売りが進 行。午後に入り日本株が下げ幅を拡大すると、じりじりと値を切り下 げ、一時102円18銭まで円が買い戻された。午後3時半現在は102円32銭 前後となっている。

ユーロ・円相場は欧州中央銀行(ECB)による追加緩和観測の後 退を背景に一時1ユーロ=139円71銭と2008年10月以来のユーロ高値を 付けたが、午後には139円10銭まで値を戻し、「行って来い」の展開と なった。同時刻現在は139円35銭前後。

三菱東京UFJ銀行市場企画部グローバルマーケットリサーチの内 田稔チーフアナリストは、「あらゆる通貨ペアで円安が進んでいるの で、それなりに円ショートはたまっているだろう」と言い、来週の米雇 用統計の発表前に「若干の調整」が入る可能性はあると指摘。もっと も、「全部解消したり、円ロングにひっくり返すような人はいないだろ うから、調整といっても程度は知れている」とし、円が反発したところ は新たな円の売り場になる可能性が高いと語った。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE