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デンマークのマイナス金利政策、15年まで継続へ-大手行が予想

デンマーク中央銀行が自国通貨クロ ーネの対ユーロ連動(ペッグ)を防衛するため2012年7月以来採用してい るマイナス金利政策について、同国大手行のエコノミストらは15年まで 継続されるとの見方を示した。

デンマーク中銀は政策金利と外貨準備勘定を使い、同ペッグの維持 に努めており、ダンスケ銀行とシドバンク、スベンスカ・ハンデルスバ ンケンのデンマーク子会社のエコノミストは、欧州中央銀行(ECB) の危機対策を背景に、マイナス金利政策が続くと予想。ユスケ・バンク とノルデア・バンクは、14年末までの持続を見込んでいる。

格付け各社から軒並み最上位の格付けとされている同国には、海外 から投資資金が流入し同ペッグが脅威にさらされており、これに対処す るため中銀は昨年、外貨準備を5140億クローネ(現行レートで約9 兆6000億円)と過去最大規模に積み上げた後、マイナス金利政策に踏み 切った。

しかし、ECBがユーロ圏の景気回復に向け、同様の措置を検討す る用意があることを示唆する中、デンマーク中銀によるこのような政策 が同国経済にどのように作用するかにあらためて関心が集まっている。 同中銀で研究員を務めた経歴を持つシドバンクのチーフエコノミイス ト、ヤコブ・グラベン氏はインタビューで、「仮にECBが中銀預金金 利を引き下げれば、デンマーク中銀はペッグを守るためさらなる利下げ に動くだろう」と指摘。それが資金流入から「クローネを守るために中 銀が行わなけれならないことだ」と付け加えた。

同国の政策金利のうち譲渡性預金(CD)金利はマイナス0.1%、 貸出金利は現在0.2%。

原題:Negative Rate Experiment in Denmark Seen Stretching to 2015 (1)(抜粋)

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