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英トレーダーに試練、依頼急増で弁護士が不足-指標操作疑惑

指標金利の操作疑惑で監督当局の 調査を受けている英国のトレーダーらは、自分が別の意味で困難な状況 に置かれていると気付くだろう。有能な弁護士が見つからないかもしれ ないのだ。

ホワイトカラーの犯罪を専門に扱う法律事務所のトップ弁護士ら は、指標操作をめぐる調査がロンドン銀行間取引金利(LIBOR)か ら為替やデリバティブ(金融派生商品)、貴金属市場に波及する中で、 過去最も多くの金融関係者が過去数カ月の間に相談に来たと話す。

ロンドンを拠点とする大手法律事務所は通常、法人の代理人として 活動することが多く、監督当局の調査や刑事捜査の対象となっている個 人のために助言する専門の法律事務所は約5、6社しかない。当局の調 査が拡大すれば、個人向けの最も経験豊富な弁護士の扱う案件が増え、 トレーダーらは依頼を拒否されることもあり得る。

法律事務所コーカー・ビニングで被告側の弁護を担当するデービッ ド・コーカー氏は、「専門的な法律上の助言を必要とする個人の依頼人 の数が、これまでにないほど増えている。従来のホワイトカラー犯罪 は、個別の対応を必要とする高度に専門的な分野と見なされることが多 かったため、弁護士の数には限りがある」と指摘している。

原題:FX to Libor Probes Mean Shortage of Top Lawyers for U.K. Traders(抜粋)

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