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鉱工業生産は2カ月連続上昇、予想下回る-経産省「持ち直しで推移」

10月の日本の鉱工業生産指数は前月 比で2カ月連続上昇した。上昇率は予想を下回った。はん用・生産用機 械工業や電気機械工業などがプラスとなった。先行きは、堅調な推移が 見込まれており、経済産業省は「総じてみれば、生産は持ち直しの動き で推移している」との判断を示した。

同省が29日発表した鉱工業指数速報(季節調整済み、2010年 =100)によると、10月の生産指数は前月比0.5%上昇の98.8となった。 ブルームバーグ・ニュースによる事前調査では、エコノミストの予想中 央値は同2.0%上昇だった。

先行きの生産動向を示す製造工業生産予測指数は、11月が前月 比0.9%上昇、12月は同2.1%上昇が見込まれている。

第一生命経済研究所の新家義貴主席エコノミストは事前のリポート で、前回公表時の予測数値(4.7%上昇)は下回るとみる一方、「生産 の着実な改善が示される」と予想。先行きも「輸出の持ち直しや好調な 内需に支えられ、上昇傾向での推移が続く見込み」との見方を示した。

政府が先に公表した11月の月例経済報告は、3カ月連続で景気の総 括判断を据え置いた。一方で、個別項目では輸出の判断を3カ月続けて 下方修正し、「おおむね横ばいとなっている」から「このところ弱含ん でいる」に変更した。

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