コンテンツにスキップする

インドネシアのパーム油生産、98年以降で初の減少か

世界最大のパーム油供給国であるイ ンドネシアのパーム油生産が、平年を上回る降雨や過去の干ばつの影響 で15年ぶりに減少すると予想されている。減産観測により、パーム油価 格は3年9カ月ぶりの安値から反発している。

ブルームバーグが生産者5人を対象に実施した調査の中央値によれ ば、インドネシアのパーム油生産高は今年、1.9%減少し2650万トンと なる見通し。米農務省のデータによると、減少すれば1998年以来とな る。同省は2850万トンと予測している。ドイツ銀行は、世界の指標であ るマレーシアのパーム油先物相場の来年の平均が1トン当たり2800リン ギット(約8万9000円)と、現時点を5.4%上回るとの見通しを示して いる。パーム油は最も多く消費される食用油。

パーム油価格は10月に12%上げ、月間ベースでは2010年以降で最大 の上昇率を示した。7月に付けた終値ベースの年初来安値から23%上昇 している。過去2年間の干ばつの影響でヤシの木が弱っていたことに加 えスマトラ島の農場が平年のほぼ2倍の降雨に見舞われ、カリマンタン 地方では乾季が短かくなったため生産が減少した。

原題:First Palm-Crop Slump Since ’98 Extends Bull Market: Commodities(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE