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東電・中部電:60万キロワット規模の発電所建設へ-20年度開始

東京電力と中部電力は28日、東電の 常陸那珂火力発電所(茨城県東海村)に出力60万キロワットの石炭火力 発電所を共同で建設すると正式に発表した。2016年度に着工し20年度の 運転開始を目指す。

この計画は、東電が計260万キロワット規模の電力を調達するため に実施した石炭火力発電所の建設企業を募る入札で、中部電力が東電と 共同で38万キロワット分を落札したことを受けたもの。両社は新たに建 設する発電所の運転や電力の販売を行うための事業会社を12月上旬に設 立する。出資比率は中部電が96.55%、東電が3.45%。

都内で会見した中部電力・事業戦略グループの奥田久栄部長による と、出力60万キロワットのうち38万キロワットが東電向けに供給される ほか、16万キロワットを中部電に、6万キロワット分を共同事業会社に 供給する予定。

奥田氏は中部電が受け取る分の販売方法について、選択肢として中 部電力管内向けに供給することや、他の電力への卸売り、家庭部門への 小売りなどが考えられるとした上で「具体的にどう売るかは20年時点で 考えたい」との意向を示した。

東電の入札では、中部電力のほか新日鉄住金と電源開発が計30万キ ロワット分を落札。東電は260万キロワットのうち68万キロワット分し か調達できていないことから、残りの192万キロワットについて再入札 を実施する方針。同社広報部の中山隆志氏によると、再入札の実施時期 については未定だという。

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