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マイクロソフトCEO候補選び、ムラリー氏とナデラ氏に焦点

米マイクロソフトの取締役会が、次 期最高経営責任者(CEO)の選定作業で、有力候補として米フォー ド・モーターのアラン・ムラリーCEOと自社の幹部サトヤ・ナデラ氏 に狙いを定めていることが、事情に詳しい複数の関係者の話で分かっ た。

社内候補であるトニー・ベイツ氏とノキア前CEOのスティーブ ン・エロップ氏もまだ候補者グループに残っているものの、指名の可能 性は後退しているという。協議は部外秘だとして関係者らは匿名を条件 に語った。関係者の1人によれば、候補選定はまだ流動的で、候補とし て検討されている他の人物が本命として浮上する可能性もあるという。

取締役会は、8月にスティーブ・バルマーCEOが1年以内の退任 の意向を表明したのを受け、後継者の速やかな選定を目指している。マ イクロソフトは中核事業であるパソコンの市場縮小でソフトウエア業界 でのリーダーシップが弱まっており、経営戦略の重点をハードウエアや インターネット関連サービスにシフトしている。

同社広報担当のフランク・ショー氏はコメントを控えた。エロップ 氏の広報担当者に取材を試みたが、現時点でコメントは得られていな い。フォードの広報担当ジェイ・クーニー氏は「昨年11月の発表から何 も変更はない」と述べ、ムラリーCEOが「ワン・フォード」計画に引 き続き全力を尽くしていると説明。臆測には関与しない方針を示した。

マイクロソフトのビル・ゲイツ会長は先週の株主総会で、今月18日 に取締役会がCEO選定作業について会合を開き、同会長と他の取締役 らが「多くのCEO候補」と面接していることを明らかにしていた。

--取材協力:Beth Jinks、Craig Trudell. Editors: Pui-Wing Tam, Stephen West

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