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熟練労働者の不足、加キャメコは先住民の雇用で克服目指す

フィル・モリン氏は必要とされてい る。カナダの遠隔地でのプロジェクト開発では、熟練労働者の確保が不 可欠であり、鉱山各社は世界各地でモリン氏のような人材を探してい る。

モリン氏は、各社は人材を探す場所を間違っていると指摘する。カ ナダ国内に目を向け、自分のような先住民を採用し訓練すれば人材不足 の問題はより容易に解決するかもしれないと話す。

加キャメコは13年前、サスカチワン州北部でウラン鉱山から製錬所 にウランを運搬するトラックの運転手としてモリン氏を採用した。同氏 は今では産業機械の操作と電気工事の免許を保有している。サスカチワ ン地区で勤務する従業員3300人のうち約半数が先住民だ。

「雇用は、従業員だけではなく、家族の将来や子供たちの教育など 多くの機会への道を開く。カナダ全域にこの状況が広がり先住民の支援 につながることを願っている」。地元の労働組合の代表も務めるモリン 氏は電話インタビューでそう語った。

カナダでは向こう10年間で総額6500億カナダ・ドル(約63兆円)相 当の資源開発が計画されている。キャメコは先住民の従業員を訓練し採 用する取り組みを進めている。同国で進められているプロジェクトの一 つで、エンブリッジが手掛ける「ノーザンゲートウェイ」パイプライン 敷設事業については、地元の先住民団体が利益配分の拡大と環境被害の 阻止を目指し反発している。

原題:Miner Cameco Trains Canadian Aboriginals to Beat Shortage: Jobs(抜粋)

--取材協力:Christopher Donville. Editors: Gail DeGeorge, Paul Badertscher

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