コンテンツにスキップする

ブラジル株:ボベスパは3日ぶり上昇-イタウなど銀行株高い

27日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が3日ぶりに上昇。預金者が金融機関を相手取って起こ した訴訟で最高裁が判決を来年2月まで延期したことを受けて、イタ ウ・ウニバンコ・ホールディングを中心に銀行株が買われた。

イタウは2.7%高。ブラジル銀行は2.6%、ブラデスコ銀行も2.3% それぞれ上昇。鉄鉱石生産のヴァーレは1.9%値上がり。米国とドイツ の消費者信頼感指数が市場予想を上回り、世界経済の足取りが弱いとの 懸念が和らいだ。一方、有料道路運営のCCRは1.2%下落。大豆の主 要な輸送ルートである幹線道路運営の入札で敗れたことが嫌気された。

ボベスパ指数は前日比0.8%高の51861.21で終了。指数構成銘柄の うち上昇が43銘柄、下落は27銘柄。通貨レアルはサンパウロ時間午後5 時20分現在、1.4%安の1ドル=2.3275レアル。グレイジ・ホフマン官 房長官はインタビューで、1980、90年代のハイパーインフレに対応して 取られた経済政策で預金者が損失を被ったと主張する訴訟について、最 高裁が「賢明な」判断を下すことを期待していると述べた。

証券会社クレア・コレトラのアナリスト、フェルナンド・ゴンエス 氏は電話インタビューで、「この訴訟で金融機関は政府から多くのサポ ートを得ている。数日前は裁判所が金融機関に不利な判断を示す可能性 が高いと受け止められていたが、そうなりそうにないとの見通しが今で は株価に織り込まれている」と述べた。

原題:Ibovespa Snaps Two-Day Drop as Itau Leads Rally in Bank Stocks(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE