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ECB:金融安定に対する世界の市場混乱からのリスク高まった

欧州中央銀行(ECB)は、金融安 定に対する世界の市場混乱からのリスクがこの半年で高まったとの認識 を明らかにした。

ECBは27日公表した半期金融安定報告で、米金融政策に関する見 通しの変化に伴う今年の市場混乱は「債券市場のリスクプレミアムの一 段の修正、場合によっては過度の修正の先触れである可能性がある」と 分析。「現金バッファーの低下と新興市場債および社債の流通市場での 低い流動性が組み合わさり、将来の資産価格の変動を増幅させることが あり得る」と指摘した。

さらに、「安定的かつ予想可能なマクロ経済政策と、フォワードガ イダンスなどにより中銀の対応に関する市場の不透明感を減らす取り組 みが、債券利回りを急上昇させることなく非標準的な中銀の措置をスム ーズに解除する鍵になる」と説いた。

また、「ユーロ圏の金融ストレスは最近数カ月、世界の金融市場の 波乱にもかかわらず比較的軽度にとどまった」とし、「銀行セクターで のシステミックなストレスの指標は顕著に低下した」と指摘した。

原題:ECB Says Financial-Stability Risk From Market Turmoil Has Risen(抜粋)

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