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英7-9月GDP:前期比0.8%増、回復ペース加速-投資増で

英国では7-9月(第3四半期)に 経済回復のペースが加速した。輸出が約2年で最も落ち込んだものの、 投資と住宅建設が好調で成長率を押し上げた。

英政府統計局(ONS)が27日発表した第3四半期の国内総生産 (GDP)改定値(季節調整済み)は前期比0.8%増と、速報値と一致 した。設備投資が1.4%増えた。輸出は2.4%減り、貿易がGDPを0.9 ポイント押し下げた。

GDPは前年同期比では1.5%増と、これも速報値から変わらず。 4-6月(第2四半期)は前期比0.7%増、前年同期比1.3%増だった。

イングランド銀行(英中央銀行)は今月、経済成長見通しを上方修 正。失業率がフォワードガイダンス(時間軸政策)で利上げ検討開始の 目安とする7%の水準に達するとみる時期を前倒しした。

キャピタル・エコノミクス(ロンドン)のエコノミスト、サミュエ ル・トゥームス氏は「時宜を得た経済指標の多くに一段の改善が見られ ることは、英経済が10-12月(第4四半期)も力強く成長する状況を示 唆している」と指摘。「企業は手元資金を投資に回す意欲を見せ、ポン ドもまだ比較的安い水準なので、景気回復が近く一段とバランスが取れ たものになる公算は大きいようだ」と語った。

ポンドの対ドル相場は統計発表後、11カ月ぶり高値に上昇。ロンド ン時間午前10時6分(日本時間午後7時6分)現在は前日比0.4%高の 1ドル=1.6281ドルと、1月2日以来の高水準で取引されている。

原題:U.K. GDP Growth Quickens on Investment, House Building (Correct)(抜粋) U.K. Third Quarter GDP Levels: Summary (Table) (抜粋)

--取材協力:Harumi Ichikura. Editors: Fergal O’Brien, 藤森英明

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