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メルシュ氏:ECBの政策決定で銀行が融資回復の担い手に

欧州中央銀行(ECB)のメルシュ 理事は26日、ECBの最近の政策決定により、ユーロ圏の融資回復の担 い手が金融機関と各国政府にシフトしたとの認識を示した。

同理事はフランクフルトでの講演の事前原稿で、「ECBが提供し ている良好な金融環境を利用し、それを家計や企業に転嫁して最終的に 与信フローを回復できるかどうかは、今や銀行にかかっている」と指 摘。責任は民間セクターと域内各国政府の手にあると述べた。

ECBは今月、主要政策金利であるリファイナンスオペの最低応札 金利を過去最低の0.25%に引き下げ、市中銀行への無制限の流動性供給 措置を2015年半ばまで継続すると発表。この決定を受け、経済成長が失 速してデフレリスクが現実になった場合、ECBが次に取り得る手段を めぐって議論が広がっている。

メルシュ氏は「ECBは銀行セクターへの円滑な流動性供給を確か なものにする必要がある」と指摘。その上で、過剰な流動性措置につい て、「いかに有用でこれまで必要とされ、今もなお必要だとしても、恒 久的な措置とすべきでない」との考えを明らかにした。

原題:Mersch Says Recent ECB Policy Decisions Leave Onus Now on Banks(抜粋)

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