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米商品取引委員会、銀行に2カ月間の猶予-取引の越境指針で

米商品先物取引委員会(CFTC) は26日、米金融規制改革法(ドッド・フランク法)の一部規則のうち、 金融機関が米国内でデリバティブ(金融派生商品)取引を取りまとめて 海外で計上した場合の新指針の順守期限を来年1月14日まで延期し、2 カ月間の猶予期間を与えるとした。

CFTCは今月14日のアドバイザリーで、米国を拠点に取引の手配 や交渉、執行に当たるトレーダーは、海外の関連会社の代行であったと しても同法を順守しなければならないと指摘。米金融機関は7月の CFTCの指針に記載された脚注「513」がスワップ取引の適用除外な どの根拠になると考えていたが、そのような法解釈を否定した形だっ た。

延期の理由をめぐりCFTCは26日付の書簡で、スワップ・ディー ラーから「社内のポリシーや手続きを準拠させるのにもっと時間が必要 だ」とする声が寄せられたことを挙げた。

金融機関の間では同アドバイザリーに関し、現行の取引に混乱を招 きかねないとの懸念に加え、文言が限定的でないため海外で行う取引が 一段の規制対象になる恐れがあるとの憂慮が広がっている。

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