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新日鉄住金とミタルはティッセン米工場買収合意近い-関係者

欧州アルセロール・ミタルと新日鉄 住金は独ティッセンクルップの米アラバマ州工場を約15億ドル(約1520 億円)で共同で買収することで合意に近づいている。事情に詳しい関係 者2人が明らかにした。

同関係者によると、早ければ今週中に発表される可能性がある。合 意が未公表であることを理由に同関係者が匿名で明らかにした。また関 係者1人によれば、合意の一環として、新日鉄住金とミタルはティッセ ンのブラジルのCSA工場で生産された鉄鋼をアラバマ工場で処理す る。

ティッセンクルップの広報担当のロビン・ジマーマン氏は、アラバ マ工場の売却の可能性について独占交渉を進めていると同社が表明し た19日の発表資料に言及し、売却に関するコメントは控えた。ミタルの 広報担当と、新日鉄住金の広報担当、吉住剛氏もコメントを控えた。

ドイツの鉄鋼メーカー最大手ティッセンクルップは1年半前から米 州鉄鋼事業の売却を目指してきた。同事業にはアラバマ州とブラジルの 鉄鋼事業も含まれる。ティッセンがこれらの工場にこれまでに投じた額 は約120億ユーロ(約1兆6500億円)。鉄鋼価格下落を受け数回の評価 損計上の後、現在の米州事業の資産価値は34億ユーロとなっている。ア ラバマ工場の売却については日本経済新聞が先に報じていた。

原題:ThyssenKrupp Said to Near $1.5 Billion Alabama Steel Plant Sale(抜粋)

--取材協力:Tino Andresen、Thomas Biesheuvel. Editors: Simon Casey, Jasmina Kelemen

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