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ゴールドマンが言う為替商品取引とは何か-欠落する情報開示

為替商品トレーディングと為替トレ ーディングの違いは一体何だろうか。米銀ゴールドマン・サックス・グ ループが言うところでは、双方には10億ドル(約1015億円)を上回る相 違があるという。

ゴールドマンは先週、7-9月(第3四半期)に為替取引で損失を 出したという報道を否定した。米証券取引委員会(SEC)への11月7 日付の届け出には、為替商品のマーケットメーキングに関連する13 億2000万ドルの損失が記載されているとロイター通信が伝えていた。

上位米銀は、年間700億ドル余りを稼ぎ出す株式・債券トレーディ ング部門の収入構成の内訳を公表しておらず、今回の行き違いはそこか ら生じている。それらのビジネスの詳細を一部公開するようSECが金 融機関に要求し、トレーディングが収入全体の半分以上を占めるゴール ドマンなどがこれに応じたが、各社に言わせれば、前後関係の意味付け を欠いた情報開示が行われたにすぎない。

SECでの勤務経験がある法律専門家で、現在はベンチマーク・フ ァイナンシャル・サービシズ(米フロリダ州オーシャンリッジ)の社長 を務めるエドワード・シードル氏は、「異なるビジネスラインの収益性 を解き明かそうとしても、どのような有効な手段があるか分からない。 露出度に比例して誤解を招くような情報開示スキームを要求することが ないようSECは注意が必要だ」と指摘する。

SECのジョン・ネスター報道官と、ゴールドマンの広報担当マイ ケル・デュバリー氏は、情報開示の方法が変わるかどうかについて、コ メントを控えている。

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