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独連銀総裁:ECB政策委が恒久的に監督責任を負うべきでない

欧州中央銀行(ECB)の政策委員 会メンバー、ドイツ連邦銀行のバイトマン総裁は25日、ECB政策委が 恒久的に銀行監督責任を負うべきではないと語った。

バイトマン総裁はマサチューセッツ州ケンブリッジのハーバード大 学での講演で、「金融政策の責任を負う意思決定機関である政策委が、 銀行監督の任務も担うべきではない」と発言。「予想される利益相反を 回避するため、これを恒久的な解決策としてはならない」との見解を示 した。

ユーロ圏の銀行監督を来年11月から行うECBは、域内銀行のバラ ンスシートの3段階の審査を今月開始した。ECBは日常業務に対応す る銀行監督委員会を設置するが、政策委が最終的な権限を持つ。

バイトマン総裁は「政策委以外のECB内の機関に銀行監督の最終 決定権を持たせるためには、欧州条約の改定が必要だ。この方法を選ば ない場合は、独立した監督機関が必要になるというのが私の考えだ」と 説明した。

同総裁はさらに「ソブリン債には十分なリスク加重を行うべきであ り、民間の債券の場合と同様、個別のソブリン債へのエクスポージャー を制限する必要がある」と述べ、「ソブリン債へのエクスポージャーが 大きく、分散されていないため、デフォルト(債務不履行)が発生すれ ば、金融システム全体に影響を与える危険がある」と指摘した。

原題:Weidmann Says ECB Council Shouldn’t Permanently Supervise Banks(抜粋)

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