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米ウォルマート、新CEOに国際部門のマクミロン氏

小売り最大手の米ウォルマート・ス トアーズは国際部門を率いるダグ・マクミロン氏(47)をマイク・デュ ーク最高経営責任者(CEO)の後任に指名した。

同社の25日発表によると、マクミロン氏は2月1日にCEOに就任 する。デューク氏(63)は会長職にはとどまり、マクミロン氏は25日付 で取締役となった。

マクミロン氏は1984年に夏季の一時雇用者として入社して以来、ウ ォルマートでキャリアを積んできた。アマゾン・ドット・コムやダラ ー・ストアーズに顧客を奪われつつある中、同社は米国内での売り上げ 回復を目指している。マクミロン氏が率いる国際部門では、中国をはじ め新興市場国での拡大を加速させている。メキシコでは子会社の贈賄疑 惑が浮上し、米司法省は連邦海外腐敗行為防止法(FCPA)に基づく 刑事責任の可能性を捜査している。

ジャニー・モンゴメリー・スコット(ニューヨーク)のアナリス ト、デービッド・ストラッサー氏は「国際部門が問題を抱えていること は明らかだ」と指摘した上で、今回の人事は株主にとって「現状維持」 になると述べた。

デューク氏は1970年の株式上場以降で4人目のCEO。創業者、故 サム・ウォルトン氏が最初のCEOを務め、1988年に引退して以来、同 社は内部からCEOを選んできた。

デューク氏がCEOに就任する前の営業日である2009年1月30日か ら今年11月22日までに、ウォルマートの株価は69%上昇している。その 間、S&P500種株価指数は2倍以上になっている。

事情に詳しい複数の関係者は5月、CEOの後任候補としてマクミ ロン氏のほか、米国部門を統括するビル・サイモン氏(53)の名前が挙 がっていることを明らかにしていた。関係者3人によると、マクミロン 氏は創業者一族と関係が深い。創業者一族は同社株の約半数を保有して いる。

原題:Wal-Mart International’s McMillon Named CEO as Duke Retires (2)(抜粋)

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