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中国企業の米IPO、2年ぶり活況-空売り投資家の助言響かず

中国企業の米国市場での新規株式公 開(IPO)がここ2年で最も活況となっている。約1カ月前には空売 り投資家カーソン・ブロック氏率いる米調査会社マディ・ウォーターズ が中国のモバイルサービス企業NQモバイルの株式売却を投資家に勧め たことで、同社株価が一時62%安まで落ち込む事態となっていた。

今月に入り中国企業3社が米国市場に上場。IPO規模は合わせて 3億4540万ドル(約350億円)と、6社の上場で計13億ドルを集め た2011年5月以降で最大となった。オンラインでスポーツくじサービス を提供する500ドット・コムのIPOは7520万ドル規模。米グーグルの 基本ソフト(OS)「アンドロイド」向けアプリ開発のサンジー・モバ イルは700万株を1株11.22ドルで売り出した。

中国企業は11年7-12月(下期)には相次いで米国上場を見送って いた。ブロック氏ら空売り投資家が造林会社サイノフォレストといった 企業について、資産を虚偽記載していると指摘したことが響いた。マデ ィ・ウォーターズが10月24日に株売却を勧めたことでNQモバイルの株 価は急落したものの、米セコイア・キャピタルなどのベンチャーキャピ タルに後押しされたIPOの勢いが衰えることはなかった。

IPOXシャスター(シカゴ)の創業者、ジョゼフ・シャスター氏 は21日の電話取材で、「中国企業の通常のIPOは以前よりも詳しく調 査されていることは明らかで、それが投資家の信頼感の改善につながっ ている」と指摘した。

原題:Muddy Waters NQ Short Call Fails to Freeze IPOs: China Overnight(抜粋)

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