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米国株:S&P500種は週間で7週連続高、ヘルスケア株が上昇

米株式相場は続伸。S&P500種株 価指数は週間ベースで7週連続高となった。求人件数の増加を背景に買 いが優勢になった。欧州規制当局の判断を好感し、薬品株が上げた。

S&P500種のヘルスケア株指数は1.2%高。バイオジェン・アイデ ックとギリアド・サイエンシズがけん引役となった。身売り観測が再浮 上したタイム・ワーナー・ケーブル(TWC)は10%上昇。ユナイテッ ド・コンチネンタル・ホールディングスは3.9%高。資産家デービッ ド・テッパー氏は航空株に注目していることを明らかにした。一方、 IBMは1.5%下落。資産家スタンレー・ドラッケンミラー氏はIBM 株を空売りしていることを明らかにした。

S&P500種は前日比0.5%高の1804.76と最高値を更新。ダウ工業 株30種平均は54.78ドル(0.3%)高の16064.77ドル。

ING・USインベストメント・マネジメントのマーケットストラ テジスト、カリン・キャバナー氏は「相場が上昇しない理由は見当たら ない。悪いニュースは全くない。少し下げたが、参加者は上昇の動きに 乗り遅れまいと市場に戻っている」と語った。

ダウ平均は週間で0.6%高と、7週連続で上昇。2011年1月以降で 最長の上昇局面となった。S&P500種は0.4%上げた。

「バブルではない」

ヘッジファンド運用会社アパルーサ・マネジメントを率いるテッパ ー氏は、欧米中の景気が「底堅さ」を保っており、株式相場は暴騰とは 言えないと指摘。米国株には強気を維持するが、米金融当局が緩和策を 縮小すれば5-10%の下落はあり得ると述べた。

同氏は前日のニューヨークでの会議でブルームバーグテレビジョン に対し、「バブルを指摘する声があるのは知っているが、これはそうで はない」と話した。

9月の米求人件数は391万件と2008年5月以来、5年ぶりの高水準 となった。新規雇用者は全雇用者の3.4%と、前月の3.3%から上昇し た。

ミューチュアル・ファンド・ストアのクリス・ボウファード最高投 資責任者(CIO)は電話インタビューで、「全ての追い風を無視する ことは困難だ。特に年末商戦を前に原油安は明らかに個人消費への一助 となる。自社株買いや増配も非常に活発だ」と述べた。

個別銘柄

バイオジェンは13%上昇し、約2年ぶりの大幅高となった。ギリア ドは3.7%高。

ゴールドマン・サックス・グループはユナイテッド・コンチネンタ ルの投資判断を「中立」から「買い」に引き上げた。

コムキャストとチャーター・コミュニケーションズはタイム・ワー ナー・ケーブルの共同買収提案について協議している。事情に詳しい複 数の関係者が明らかにした。

原題:S&P 500 Posts Seventh Weekly Gain as Health-Care Shares Advance(抜粋)

--取材協力:Inyoung Hwang. Editors: Lynn Thomasson, 西前 明子

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