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きょうの国内市況(11月22日):株式、債券、為替市場

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●日本株は小幅続伸、輸出や金融に買い-円安好感、高値前に午後失速

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東京株式相場は小幅続伸。為替市場で円安が加速し、企業収益の上 振れ期待から電機など輸出関連株が高く、株高の好影響が見込まれる証 券など金融株も上げた。ただ、主要株価指数の年初来高値が視野に入る 中、週末を控えた持ち高整理の売りも出て、午後は一気に上げ幅を縮め た。

TOPIXの終値は前日比2.26ポイント(0.2%)高の1248.57、日 経平均株価は16円12銭(0.1%)高の1万5381円72銭。東証1部の騰落 銘柄数は値上がりの580に対し、値下がりが1021と大きく上回った。

東京海上アセットマネジメント投信・エンゲージメント運用部の久 保健一シニアファンドマネジャーは、「年初来高値更新には日本固有の プラス材料に乏しい」とし、アベノミクスの第3の矢とされる政府の成 長戦略も踏み込み不足の印象で、「年内の高値更新は難しいのではない か」との見方を示した。

東証1部33業種はその他金融、証券・商品先物取引、電機、その他 製品、鉱業、保険、精密機器など17業種が上昇。個別では、ソフトバン クが52週高値を更新し、売買代金の1位だった。米ヘッジファンド運営 会社のサード・ポイントが、ソフバンク株を約10億ドル相当取得したこ とがブルームバーグ・ニュースの取材で分かった。スマートフォン向け 中小型液晶パネルを増産する、と22日付の日本経済新聞朝刊で報じられ たシャープは急反発した。

一方、鉄鋼、ゴム製品、水産・農林、空運、電気・ガス、食料品、 医薬品、小売など16業種は下落。個別では、ゴールドマン・サックス証 券が目標株価に対する上値余地の減少を理由に、投資判断を「買い」か ら「中立」に下げた高島屋が安い。売買代金上位では、前日の米フィリ ップモリス株急落の影響からJTが売られ、ファーストリテイリング、 ソニー、NTT、アステラス製薬、新日鉄住金も下げた。

東証1部の売買高は概算で30億3889万株と、1週間ぶりの30億株乗 せ。売買代金は2兆9022億円と7月19日以来の高水準となった。国内新 興市場は、東証ジャスダック指数が前日比変わらずの96.35、マザーズ 指数が0.4%安の874.51と9営業日ぶりに反落した。

●長期金利一時0.645%に上昇、円安・株高が売り要因-現物需要が支え

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債券市場では長期金利が一時0.645%に上昇した。円安進行や国内 株価の続伸が売り圧力となった。もっとも現物市場で5年債や20年債に 押し目買いが入ったことが支えとなり、下げ幅は限定的だった。

現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の331回債利回 りは前日比1.5ベーシスポイント(bp)高い0.64%で始まった後、若干 水準を切り上げ、0.645%と18日以来の高水準を付けた。その後は、徐 々に水準を切り下げ、横ばいの0.625%に戻した。午後3時過ぎは0.5bp 高い0.63%で推移している。

新発20年物146回債利回りは1.5bp高いの1.52%で開始した後、水準 を切り下げ、1.50%まで低下した。その後は1.505%での取引となって いる。新発5年物115回債利回りは0.5bp高い0.205%で始まった後は、

0.2%で推移している。

財務省がこの日実施した流動性供給(第154回)の入札結果は、公 社債店頭売買参考平均値と比較した最大利回り較差がマイナス0.001% 、平均利回り較差はマイナス0.002%だった。

●円が対ドルで4カ月ぶり安値更新、米緩和縮小観測や株高で売り先行

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東京外国為替市場では、円が対ドルで約4カ月ぶりの安値を更新し た。米国の量的緩和縮小観測や日本株の上昇を背景に円売りが先行。午 後には日本株とともにドル・円も伸び悩んだ。

ドル・円相場は101円台前半で東京市場を迎えると、午前9時前に は一時101円35銭と7月8日以来の水準までドル高・円安が進行。その 後は101円台前半でのもみ合いとなったが、午後に日本株が急速に伸び 悩み、一時マイナスに転じると、100円ちょうどまで値を戻した。3時 35分現在は101円06銭前後で推移している。

みずほ銀行国際為替部の唐鎌大輔マーケット・エコノミストは、株 高・円安について「年内にやはりテーパリング(米量的緩和縮小)が前 倒しであるのではないかという観測があるが、年明けに米財政協議の話 があり、それに伴い政府機関の閉鎖があるかもしれないという思いがあ ったので、こうした声が再び盛り上がるのは意外だ」と指摘。「リスク が消えていない以上、テーパリングは年明けと考えるのが妥当だと思う ので、株もドル・円も高値警戒感は指摘したいところだ」と話してい た。

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