コンテンツにスキップする

BOAのインターンの死、不自然な点はない-ロンドンの検視官

米銀バンク・オブ・アメリカ (BOA)のロンドン支店でインターンをしていたモーリッツ・エアハ ルト氏の死について、ロンドンの検視官は不自然な点はないとの結論を 出した。家族からの聞き取りと労働環境に関する元同僚からの聴取を基 に判断した。

メアリー・ハッセル検視官は22日、21歳だったエアハルト氏が8 月15日に死亡したのはてんかんの発作によるものだったとの判断を下し た。

エアハルト氏の突然の死を受けて、BOAは上級幹部で構成する委 員会を設置し、「今回の悲劇をあらゆる角度から検証する」と発表して いた。

エアハルト氏の父親は、亡くなる前の1週間にあまり眠っていない 様子に母親は気付いていたとし、てんかんの発作のリスクにつながらな いかと一緒に案じていたことを明らかにした。

ハッセル検視官はてんかん発作の引き金の一つは疲労だとした上 で、「働き過ぎて疲れていたことが発作の引き金だったかもしれない が、それは一つの可能性にすぎない」と述べた。

エアハルト氏はてんかんの持病についてBOAに伝えておらず、銀 行の調査票で何らかの発作の経験があるかとの質問にはノーと答えてい たという。

ガーディアンなど英紙は、同氏が倒れる前に何度も徹夜で働いてい たという元同僚の証言を紹介していた。ハッセル検視官はエアハルト氏 の指導担当者に、投資銀行では夜遅くまで働くことが必要なのかと尋ね た。BOAのロンドンのコーポレートファイナンス部門のユルゲン・シ ュローダー氏は「それは締め切り次第だ」と答え、「同僚との競争圧力 もある」と付け加えた。

BOAのロンドンの広報担当者は21日に検視についてコメントを控 えた。

原題:Bank of America Intern Died of Natural Causes, Coroner Says(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE