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米ゴールドマン、7-9月に為替業務で損失との報道を否定

米銀ゴールドマン・サックス・グル ープは21日、7-9月(第3四半期)に為替取引業務で損失を出したと の報道を否定した。同四半期決算でゴールドマンはウォール街の金融機 関で最大の減収となった。

広報担当のマイケル・デュバリー氏は電子メールで、「ゴールドマ ン・サックスは第3四半期に為替業務で損失を被っていない。ある種の 商品の損益が他の種類の商品の損益で相殺されることはよくある」とコ メントした。

ロイター通信はこれより先、米証券取引委員会(SEC)と連邦準 備制度への届出書の情報に基づき、ゴールドマンが為替商品のマーケッ トメーキングに関係する10億ドル(約1010億円)余りの損失を計上した と伝えていた。ゴールドマンは今月7日のSECへの四半期提出書類 で、この数字は為替業務の経営状況を表すものではないと説明してい た。

SECの提出書類では、さまざまな商品のマーケットメーキングに 関する収入を開示している。各商品の収入には、通貨スワップでヘッジ されているコモディティー取引など、他のビジネスで計上されている損 益が含まれ得る。また、取引手数料と純金利収入は除外される。

SECは今年、ゴールドマンに対し、収益の大部分をどのように稼 いでいるのか投資家により明確に説明させるため、モーゲージやコモデ ィティーなどの金融商品がトレーディング収入にどの程度貢献している かを開示するよう要請していた。同行は収益の質についてさらに開示す る方針を示し、商品ごとのマーケットメーキングの数字は既に提供して いると回答していた。

こうした数値は部門の業績とは相いれない情報を投資家に提供する ことが多い。当局への提出書類によると、今年1-3月(第1四半期) には金利商品で11億4000万ドルの損失が含まれていたが、同社は金利ビ ジネスはより活発な取引を背景に良好な四半期だったと説明していた。

原題:Goldman Says Currency Unit Didn’t Post Third-Quarter Loss (1)(抜粋)

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