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ブラジル株:ボベスパは続落-輸出見通し悪化でヴァーレ安い

21日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が続落。中国の11月の製造業活動を示す民間の指数が前 月から低下したことで、ブラジル最大の貿易相手国である同国の景気拡 大が足踏みするとの懸念が広がったほか、米金融当局が量的緩和を数カ 月以内に縮小する可能性を示したことが響いた。

ブラジル石油公社(ペトロブラス)は1%安。新たな燃料価格政策 に関する取締役会を1週間延期したことが嫌気された。中国を主要な輸 出市場とする鉄鉱石生産のヴァーレは1.4%下落。一方、不動産のBR プロパティーズは7.6%上昇。保有する不動産資産の一部を31億8000万 レアル(約1400億円)で売却することで合意したことが好感された。

ボベスパ指数は前営業日比0.7%安の52688.02で終了。指数構成銘 柄のうち43銘柄が下落した。通貨レアルはサンパウロ時間午後5時39分 (日本時間22日午前4時39分)現在、1.3%安の1ドル=2.3035レア ル。20日公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録では、量 的緩和が数カ月内に縮小される可能性が示された。

ブラジルみずほ銀行のチーフストラテジスト、ルシアノ・ロスター ニョ氏は電話インタビューで、「米金融当局は早ければ12月から縮小緩 和を開始する可能性を残し、これがボベスパ指数の重しとなった」と指 摘。「中国の指標もマイナス材料だ。この2つの問題のためにボベスパ 指数のトレンドはネガティブだ」と述べた。

原題:Ibovespa Declines for Second Day on Export Outlook as Vale Sinks(抜粋)

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