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ソニー:エンタメ部門で2.5億ドルのコスト削減を計画

ソニーの平井一夫社長兼最高経営責 任者(CEO)は21日、エンターテインメント事業の収益をてこ入れ し、同部門の100%所有を続けると表明した。その計画の一環として、 同部門で2年間で2億5000万ドル(約253億円)のコスト削減を行う方 針だ。

ソニーはカリフォルニア州カルバーシティにある同社の映画スタジ オで開いた株主やアナリストとの会合で、傘下コロンビア・ピクチャー ズ製作の映画を減らし、テレビ番組制作とメディアネットワークに投資 をシフトするほか、さらなるコスト削減対象の特定を進めていると説明 した。

同社7-9月(第2四半期)決算では映画・テレビ部門ソニー・ピ クチャーズ・エンタテインメント(SPE)が1億8100万ドルの営業赤 字を計上。平井社長には、エンタテインメントとエレクトロニクスの融 合を目指す自身の「OneSony(ワンソニー)」という経営理念に 対しプレッシャーがかかっている。

平井社長(52)は「統一体としてのソニーには各部門の単純な合計 以上の価値があると承知している」と述べ、「ソニー・エンタテインメ ントは当社の中核部門であり、将来の成長に不可欠だ」と強調。映画ス タジオを持っているからこそ超高精細の「4K」技術開発で業界をリー ドできたと述べ、コンテンツがテレビやタブレット型端末、携帯電話の 売り上げに寄与すると指摘した。

SPEのデービッド・ヘンドラー最高財務責任者(CFO)は収益 性向上に向けて、ソニーは間接費や経営効率改善で1億5000万ドル、調 達コスト節減で1億ドルのコスト削減余地を特定したと説明。同部門の マイケル・リントン最高経営責任者(CEO)は「専門家」の協力を得 ながらさらなる削減分野の洗い出しを行っているとし、「コスト削減に 聖域はない」と語った。またSPEは収益性の高いテレビ事業への投資 にシフトしており、米国外のメディアネットワークのパートナーの買収 も進めているとした。

原題:Sony’s Hirai Plans $250 Million in Entertainment-Unit Cost Cuts(抜粋)

--取材協力:. Editors: Anthony Palazzo, Rob Golum

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