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ECB総裁,ユーロ圏はスローモーションのディスインフレ体験

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総 裁は21日、金利を長期にわたり低水準に据え置くことのリスクを当局者 らは認識しており、今月の利下げ決定前に慎重に考慮したと述べた。

同総裁はベルリンでの講演で「ECBの利下げが幾らかの懸念を呼 んだことを、もちろん認識している」とし、「低金利が長期間に及べ ば、それは金融安定へのリスクの温床になる」と語った。

ECBは今月7日、主要政策金利であるリファイナンスオペの最低 応札金利を0.25ポイント引き下げ過去最低の0.25%とした。中銀預金金 利はゼロで据え置いた。ECBの政策委員らは預金金利を通常より小幅 な引き下げでマイナス0.1%とすることを検討していると、事情に詳し い中銀当局者2人が20日までに明らかにした。

ドラギ総裁は「私の言葉からマイナス金利の可能性について何かを 推測しようとするのはやめてほしい。それについては前回の政策決定会 合で話し合った。それ以降に新しいニュースは何もない。これを明言し ておく」と強調した。

総裁は低金利からのリスクは現在のところ、ユーロ圏全体では顕在 化していないとも述べた。「一部の地域でリスクが見られるかもしれな いが、特定のセクターに対する地域的リスクには地域の手段と措置によ って対応するしかない」と言明した。

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