コンテンツにスキップする

ECB総裁,ユーロ圏はスローモーションのディスインフレ体験

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総 裁は21日、同中銀の今月の利下げが幾らかの懸念を呼んだことを認識し ていると発言。その上で、ユーロ圏は「スローモーション」のディスイ ンフレ(インフレ率低下)を体験していると、利下げの根拠を説明し た。

総裁はベルリンでの講演で、懸念について「もちろん認識してい る」とした上で、「懸念されることの一つはこの決定がユーロ圏の異な る国々に与える影響だ。しかし、ユーロ圏17カ国の金融政策を決定する ことは、1国の政策を決めるのとは違うことを理解することが重要だ」 と語った。

「ここ数カ月はディスインフレがスローモーションで進んでいた。 景気とマネー動向が依然として弱いことを考えると、最新のデータはユ ーロ圏が今後、長期にわたる低インフレに直面する可能性を示唆してい る」と分析。「当中銀の責務である物価安定のために必要だと考え、ゼ ロインフレとの間に安全な距離を適度に置くため行動した」と説明し た。

景気については「ユーロ圏が回復の道をゆっくりと進んでいる兆し が見られる。最新のデータはプラス成長が少しずつ定着しつつあること を示唆している。ただ、成長はまだ弱く、もろく、まだら模様だ。リス クは全て下方向だ」と語った。

「経済成長の回復は改革の作業が終わったことを意味しない」とく ぎを刺した。

原題:Draghi Says ECB Aware Latest Interest-Rate Cut Raised Concerns(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE