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ヘッジめぐるボルカールール、現行案なら反対-米CFTC委員

米当局が年内の最終案策定を目指し ている「ボルカールール」の規則案について、米商品先物取引委員会 (CFTC)のバート・チルトン委員は、銀行の投機的取引を制限する には十分でないとの見解を示した。

チルトン委員は20日の電話インタビューで銀行の自己勘定取引を禁 止するルールに関して、「現在ヘッジに関して検討中の案がそのまま変 更が加えられなければ、最終案を取りまとめても意味がない」との認識 を明らかにした。

同委員は「きょう採決するなら私は反対票を投じるだろう」と言 明。「現行案はヘッジ取引を装った自己勘定による投機的取引を可能に するもので、それはまさに議会がわれわれに避けるよう求めていること だ」と述べた。

同委員の発言は、米連邦準備制度や米証券取引委員会(SEC)な ど5つの金融監督機関が、ホワイトハウスの指示した通りに金融規制改 革法(ドッド・フランク法)規則の年内策定作業を完了させられるかど うかに疑問を生じさせるものとなった。

チルトン委員は年末までに退任する意向を示している。規則案の採 決は12月の予定で、同委員がそれまでに退き、残りの3人中2人の委員 が賛成すれば、年内にまとまる可能性は残されている。

原題:CFTC’s Chilton Says He Would Vote Against Current Volcker Rule(抜粋)

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