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独消費者、クリスマス支出増へ-貿易黒字へ風当たり強まる中

ドイツ・シュツットガルト出身の経 理担当ジュニアマネジャー、マレン・フライさん(25)は世界経済の不 均衡是正に一役買うことになりそうだ。

世界的に有名なシュツットガルトのクリスマスマーケットでフライ さんはギフトや食料品、グリューワイン(スパイス入りホットワイン) に400ユーロ(約5万3900円)出費する予定で、昨年より最大100ユーロ 多いという。

過去最低の政策金利と20年ぶりの低失業率を背景に、ドイツ国民の 財布のひもが緩む兆しが見え始めている。米コンサルティング会社デロ イトの今月の調査によれば、フライさんや地元の仲間が予定しているク リスマスの平均出費額は前年比6.7%増加した。

ドイツの消費者に対する風当たりは世界的に強まっている。米国と 国際通貨基金(IMF)、欧州連合(EU)は内需拡大へのドイツ政府 の取り組み不足を批判。ドイツは、2007年以来欧州の基準値を上回って きた輸出主導の貿易黒字を抑制するよう圧力を受けている。

フライさんはインタビューで、「ドイツはユーロ圏の弱さのおかげ で安く輸出でき利益を上げているので、他の国が怒るのも理解できる」 とし、「欧州の中ではドイツは極めて良い状況にある。私は楽観的だ」 と語った。

米財務省とIMFは、ドイツ経済の輸出依存がユーロ圏経済の回復 を阻害している可能性があるとの見解をこの数週間に相次いで表明。一 方、EU規制当局は今月13日、独貿易黒字が域内で定める対国内総生産 (GDP)比で6%という上限を欧州金融危機前から上回ってきたとし て調査を開始した。

原題:World Faces Added Warming by 2100 on Japan’s Weaker CO2 Target(抜粋)

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