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ボルドー産ワイン、ブドウ収穫高減少でも価格下落か-需要減

フランスで最も多くのワインを輸出 するボルドー地方のブドウの収穫高が1991年以来の低水準に落ち込むと みられている。それでも、生産者らはワインの価格が下落すると予想し ている。買い手が他の産地の割安なワインに移行しているためだ。

仏政府のデータによれば、ひょう被害や夏季の腐敗などによりブド ウの生育に影響が出たため、ボルドー地方のワイン生産は今年、23%減 少し407万ヘクトリットル(5億4300万本)となる見通し。ボルドー地 方のワイン業界団体UMBの責任者、アラン・シシェル氏によれば、需 要軟化に加え品質が低下しているとの見方が広がっているため、シャト ーと呼ばれる最高ランクのブドウ園は、2013年のビンテージのワインの 価格を来年、25%以上引き下げる可能性がある。

ボルドー産ワインの指標となるLiv-ex50高級ワイン指数は3 月のピークから7.6%低下。年間ベースでは3年連続の下落となる可能 性が高い。同指数は11年に過去最高水準に達した。フランスの昨年のワ イン輸出総額78億4000万ユーロ(約1兆600億円)のうちボルドー地方 は29%を占めた。同国は世界最大のワイン輸出国。最大の輸入国である 中国向けボルドー産赤ワインの輸出は昨年、1999年以降で初めて減少し た。

原題:Bordeaux Grape Damage Squeezing Top French Vintners: Commodities(抜粋)

--取材協力:Guy Collins. Editors: Philip Revzin, Steve Stroth

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