コンテンツにスキップする

反キーストーンの米環境団体、加産原油の鉄道輸送にも反対

パイプライン「キーストーンXL」 敷設に反対している米環境保護団体が、カナダ産の重質原油を輸入する もう一つの手段である鉄道の敷設計画にも反対している。

環境保護団体350.orgの広報担当者、ダニエル・ケスラー氏はイン タビューで、「鉄道による輸送かパイプラインかを議論することは、ど ちらの毒を望むかを議論するようなものだ。鉄道計画を阻止する運動が 多くの場所で進行中だ」と述べた。

350.orgなどの環境保護団体は、生産と精製の過程で他の原油より も多く温暖化ガスを排出するオイルサンドの開発を促進することにつな がるとしてキーストーン計画に反対している。最大の対米原油輸出国カ ナダは、自国のエネルギー産業振興のためにキーストーン・パイプライ ン計画を米国に強く働き掛けている。

オバマ米大統領は、トランスカナダが進めている54億ドル(約5400 億円)規模のキーストーン計画を審査している。このパイプラインはカ ナダのアルバータ州のオイルサンド地帯と米メキシコ湾岸の製油地帯を つなぐ。カナダでは原油生産業者が鉄道輸送能力を確保する動きを強め ている。鉄道輸送による恩恵を受けそうな企業には、カナディアン・ナ ショナル鉄道、カナディアン・パシフィック鉄道、資産家ウォーレン・ バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイ傘下の米バーリントン・ ノーザン・サンタフェなどが含まれる。

原題:Keystone Foes Try to Stop Canadian Oil Sands Exports by Rail (1)(抜粋)

--取材協力:Rebecca Penty. Editors: Jon Morgan, Michael Shepard

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE