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英中銀議事録:全会一致で政策維持-失業率低下後の金利継続も

イングランド銀行(英中央銀行)は 今月6、7両日の金融政策委員会(MPC)で、金融政策の現状維持を 全会一致で決めた。また、失業率がフォワードガイダンス(時間軸政 策)で目安とする水準に低下しても、政策金利を過去最低のまま据え置 く必要がある可能性を示唆した。

20日公表された議事録によると、MPCは政策金利を過去最低 の0.5%に据え置くことを9対0で決めた。資産購入枠を3750億ポンド (約60兆4590億円)で維持することもメンバー9人全員が支持した。

議事録によれば、メンバーらは「回復の持続性をめぐる不透明感が ある」と指摘。「政策金利が維持されるシナリオ下の成長見通しは、中 期的なインフレ期待が十分しっかり抑制されているという条件付きな ら、失業率が目安の7%に達しても金利をすぐには引き上げない可能性 があり得ることを明示した」と説明した。

カーニー総裁が8月に導入したフォワードガイダンスの下、MPC は少なくとも失業率が7%に低下するまで利上げを検討しない方針を明 らかにしている。中銀が今月発表した最新の経済見通しによれば、失業 率が目安に達する時期は来年末。政策金利に変更がないことが前提だ。

MPCは議事録で「失業率がいったん7%に到達すれば、MPCは 景気回復の性質について得た情報を再検証する」とした上で、「それま でMPCは引き続き、8月のガイダンスに沿って毎月、適切な政策スタ ンスを判断する」と強調した。

原題:BOE Sees Case for Keeping Record-Low Rate Beyond 7% Jobless (1)(抜粋)

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