コンテンツにスキップする

石炭関連企業への投資家の反発強まる-反たばこ運動と類似

地球の地下には約8兆ドル(約800 兆円)相当の石炭が埋蔵されていると推計される。これらの石炭を採掘 し利用する企業が、温暖化ガス排出を懸念する投資家たちの標的とされ ている。

740億ドル相当の資産を運用するノルウェーのストアブランドは7 月以降、石炭生産で米最大手のピーボディ・エナジーを含む石炭・オイ ルサンド関連企業24社の株式を売却した。化石燃料業界の株式の持ち高 削減を目指したと説明している。ノルウェーの野党である労働党は今 月、同国の政府系ファンド(SWF)による石炭関連投資を禁止するこ とを提案した。同ファンドの運用資産は8000億ドル。

ストアブランドの持続可能な投資担当責任者、クリスティーナ・ト ルクレップ・マイシングセット氏(オスロ在勤)は電話インタビューで 「他の投資家も同様の行動を取ることを望んでいる。たばこ関連の投資 と興味深い類似点があるようだ」と指摘した。

この動きは、70社以上の投資企業が参加し気候変動に関連する化石 燃料業界全体に圧力をかけることを目指すキャンペーンの一環。1990年 代には同様に、たばこ業界に反対するキャンペーンが展開された。国際 エネルギー機関(IEA)も温暖化ガス排出削減への働き掛けを強めて いる。

原題:Coal Seen as New Tobacco Sparking Investor Backlash: Commodities(抜粋)

--取材協力:Mathew Carr. Editors: Todd White, John Viljoen

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE