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中国株は上昇継続か、3年ぶり割安水準で-国内投資家は慎重

中国の1990年代以降で最も大掛かり な経済改革案は、国内よりも海外投資家の間でより大きな信認を得てい るようだ。

習近平国家主席率いる共産党指導部は15日、第18期中央委員会第3 回総会(3中総会)での決定事項として、1人っ子政策を緩和し、金利 を自由化すると表明した。それ以降、香港株式市場のハンセン中国企業 株(H株)指数は6.2%上昇し、上海総合指数の約2倍の上昇率となっ ている。香港と本土に重複上場している中国企業の株価のかい離を示す ハンセン中国AHプレミアム指数によると、中国本土で取引される人民 元建てA株はH株に比べ5.8%割安となり、ここ3年で最もかい離が大 きくなった。

上海で国有企業に勤務する会計士のチェン・イフェンさん(35)は 「株式購入を急いでいない」と話し、「3中総会で言及された改革が実 施される正確な時期と手段を見極める必要がある上、中国市場への信頼 感が回復するには時間がかかる」と指摘した。

H株指数は18日、2011年12月以来の大幅高となり、年初来の下げ を0.6%に縮めた。上海総合指数の下落率は3.4%に縮小。一方、 MSCIアジア太平洋指数は10%上昇している。

UBSの上海在勤ストラテジスト、陳李氏は、外国人投資家はそれ ほど弱気ではないと指摘。中国の新たな政策で長期の経済成長がより持 続可能なものになるとの見方を理由に挙げた。政府が政策の一段の詳細 を明らかにする中で、世界の他の地域よりも低いバリュエーションが投 資家を呼び込むことから、株価上昇局面が恐らく今後2、3カ月続くと 同氏は予想している。

原題:Chinese Skeptics Deepening Biggest A-Share Discount in 3 Years(抜粋)

--取材協力:Kana Nishizawa、Richard Frost、Jonathan Burgos、Allen Wan、Adam Haigh、Matthew Kanterman、Marie-France Han. Editors: Michael Patterson, Tal Barak Harif

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