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投資家は米政治行き詰まりに動じず-S&P500種は過去最高値

投資家にとって米政治の不透明性は もはや米国株投資を阻む要因ではなくなっている。

米議会が2014会計年度(13年10月-14年9月)の予算案で合意する 兆しはなく、数カ月中に新たな自動歳出削減が実施される可能性があ る。来年2月7日には連邦債務上限引き上げの期限を迎える。医療保険 改革法(オバマケア)による国民負担にも疑問が残っている。それでも S&P500種株価指数は先週、過去最高値を更新。年初来で25.6%上昇 している。

メシロウ・ファイナンシャルのチーフエコノミスト、ダイアン・ス ウォンク氏(シカゴ在勤)は「瀬戸際に立ってもダメージを生じること なくいつも乗り越える感覚がある」とし、議会はぎりぎりの段階で合意 を成立させることを繰り返しており、投資家は「感覚が幾分まひし、米 議会の問題にさほど敏感でなくなっている」と述べた。

こうした状況は株価動向と政治の不透明性に関する指数の比較で測 ることができる。ブルームバーグのデータによると、スタンフォード大 学とシカゴ大学のエコノミストが開発した「経済政策不透明性指数」 と、前年比での株価推移との相関関係は、リセッション(景気後退)が 終了した2009年6月を境に、今年10月までの期間が0.22となり、1985年 1月までさかのぼる約24年間の0.43から低下した。相関関係が1の場 合、双方が完全に同じ動きを示し、ゼロは関係が全くないことを意味す る。

原題:Record S&P Shows Investors Unfazed by U.S. Gridlock: Economy (2)(抜粋)

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