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シカゴ連銀総裁:債券購入、1.5兆ドル超も-現行プログラムで

米シカゴ連銀のエバンス総裁は19 日、連邦準備制度理事会(FRB)が着実な雇用の伸びを確保するた め、2013年1月にスタートした現行プログラムの下で、債券購入額が総 額1兆5000億ドル(約150兆円)に達する可能性があるとの見解を示し た。同総裁は今年の連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持つ。

エバンス総裁はシカゴでの講演で、「現在の状況を考えれば、1 兆5000億ドルに上っても意外ではない」と言明。「それを若干上回る可 能性もある」と述べた。同総裁は一貫して過去最大規模の刺激策を支持 してきた。

FOMCは先月、労働市場の見通しに大幅な改善が見られるまで月 額850億ドルの債券購入ペースを維持すると表明。米雇用者数は10月に 前月比20万4000人増加したものの、ブルームバーグ・ニュースがエコノ ミスト32人を対象に8日実施した調査の予想中央値では、FRBは恐ら く来年3月18-19日の会合まで購入規模を縮小しないと見込まれてい る。

エバンス総裁は記者団に対し、「現時点では月額850億ドルの購入 ペースがより長期にわたり続くもようだ。数カ月前は購入総額が1 兆2500億ドル程度となる公算が大きいと話していた」と指摘。その上 で、労働市場の改善が持続可能かどうか確かではないとして、FRBは 購入規模の性急な縮小に動かぬよう注意すべきだと語った。

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