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欧州株:5年半ぶり高値から反落、割高感台頭で-パディ急落

19日の欧州株式相場は下落。指標の ストックス欧州600指数は前日付けた5年半ぶり高値から反落した。バ リュエーション(株価評価)が2009年以来の高水準となったことが懸念 された。

アイルランドのブックメーカー(賭け屋)、パディ・パワーはここ 5年で最もきつい値下がり。13年通期の利益見通しを引き下げたことが 売り材料。ベルギーの銀行、KBCグループは2.7%安。株主2社が合 わせて1880万株を売却したことが嫌気された。

ストックス欧州600指数は前日比0.7%安の322.56で引けた。前日 は08年5月以来の高値を付けた。ブルームバーグがまとめたデータによ ると、同指数の株価収益率(PER、予想収益ベース)は15.1倍と、10 年平均の12.1倍を上回っている。

サクソバンクのプライベートバンク部門で最高投資責任者 (CIO)を務めるタイス・クヌートセン氏は、「今年これまでが素晴 らしい年だったので、どこかの時点でリスクを若干減らしたくなるかも しれない」とし、「一部投資家は年末に向け売りたい可能性があるた め、今後数週間はそれほど印象的な相場展開にならないだろう」と語っ た。

19日の西欧市場では、18カ国中15カ国で主要株価指数が下落。仏 CAC40指数は1.1%、独DAX指数0.4%それぞれ下げ、英 FTSE100指数は0.4%安となった。

原題:European Stocks Retreat From Five-Year High; Paddy Power Tumbles(抜粋)

--取材協力:Corinne Gretler. Editors: Srinivasan Sivabalan, Alan Soughley

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