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バンカーの不正、同僚や上司からもボーナス没収を-英中銀

同僚の不正行為を知りながら通報し なかったバンカーにはボーナスの一部を返還させるべきだ-。イングラ ンド銀行(英中央銀行)の健全性監督機構(PRA)が提言した。

PRAはウェブサイトに掲載した政策提言で、同僚の望ましくない 行為を「直ちに特定、検証、報告、さらに上層部に報告、対応などの適 切な措置」を怠った行員を、銀行は繰り延べ支払いのボーナスの一部を 取り上げることによって罰するべきだと論じた。

10月28日付の文書は「リスク管理の不備や不正行為が明るみに出る までに何年もかかる」とした上で、「とはいえ、当該個人の変動報酬の 減額が可能な部分に対し、調整を施すことに二の足を踏むべきではない 」としている。

ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)は 今年、ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)操作不祥事をめぐる制裁 金を支払うため、ボーナス用準備金から約3億200万ポンド(約490億 円)を繰り入れ戻した。

PRAは不正に直接・間接の責任のあるシニアマネジャーもボーナ ス返還の対象とし、不正を疑われている当人の繰り延べ報酬は調査終了 まで凍結すべきだとも提言した。さらに、雇用契約に賞与を取り戻すこ とを可能にする条項を盛り込むよう銀行に求めた。

原題:BOE Tells Bankers Covering Up Bad Behavior to Pay Back Bonuses(抜粋)

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