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中国の短期金利、7月以来の大幅低下-人民銀が流動性供給拡大

中国の短期金融市場で19日、指標金 利がこの4カ月余りで最大の低下となった。中国人民銀行(中央銀行) が金融システムへの資金供給を増やした。

プライマリーディーラーのトレーダーによると、人民銀は7日物リ バースレポを通じて350億元(約5740億円)を供給した。これは10月8 日以降で最大規模。中国の10年物国債利回りは19日、過去最高水準とな った。

銀行間資金の取引センターNIFCがまとめた加重平均によると、 7日物レポ金利は上海時間午前10時33分(日本時間同11時33分)現在、 前日比66ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の4.78%と、 7月2日以来の大幅な下げとなった。流動性逼迫(ひっぱく)を受けて 今月15日には一時、前日比116bp上昇の5.45%と、10月30日以来の高 水準に達していた。

スタンダードチャータードのシニア金利ストラテジスト、劉潔氏 (香港在勤)は、「このところの短期金利上昇と債券市場の極めて弱い 心理が、人民銀による資金供給の理由だろう。短期金利と債券利回りが 高止まりしたら、経済に打撃を与え始める」と述べた。

NIFCによれば2023年8月償還国債利回りは1bp上昇 の4.68%。指標の10年債利回りとしては、ブルームバーグがデータ集計 を開始した07年9月以降の最高水準に達した。

原題:China Money Rate Declines Most Since July as PBOC Adds More Cash(抜粋)

--Helen Sun. Editors: Anil Varma, Amit Prakash

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