コンテンツにスキップする

JPモルガン、ワシントンMのMBSめぐる負担で合意-関係者

米銀JPモルガン・チェースは、ワ シントン・ミューチュアルが販売した一部の住宅ローン担保証券 (MBS)をめぐって米連邦預金保険公社(FDIC)を相手取り起こ した訴訟を取り下げることに同意し、州・連邦当局との90億ドル (約9000億円)の和解合意に道を開いた。事情に詳しい関係者2人が明 らかにした。

交渉は非公開だとして関係者1人が匿名を条件に語ったところによ ると、和解合意は19日に発表される見通し。JPモルガンは18日、40億 ドル規模の消費者救済条件に同意した。残りの50億ドルは制裁金などの 支払いに充てる。

FDICは2008年、経営難に陥ったワシントン・ミューチュアルを 管理下に置き、同社の資産をJPモルガンに売却した。ワシントン・ミ ューチュアルの法的責任に絡んだ費用を誰が負担すべきかをめぐり、 JPモルガンはFDICと争っていた。

関係者2人によれば、米司法省が仲介した今回の合意は、先月の米 連邦住宅金融局(FHFA)との和解金(40億ドル)の一部負担を求め てJPモルガンがFDICを提訴することを妨げるものではない。ま た、民間投資家からのワシントン・ミューチュアルに対する請求分につ いてJPモルガンがFDICに返済を求めることも妨げられない。JP モルガンは先週、問題のあるMBSを同社と子会社が販売したと主張す る機関投資家21社に45億ドルを支払うことで暫定合意したと発表してい た。

関係者の話では、90億ドルの和解合意により、米司法省とカリフォ ルニア、ニューヨーク両州の司法当局による民事上の調査だけでなく、 FDICと全米信用組合協会(NCUA)による訴訟も決着する。

FDICのアンドルー・グレー報道官とJPモルガンのブライア ン・マーチオニ氏、司法省のブライアン・ファロン氏は交渉が部外秘だ としてコメントできないと述べた。

原題:JPMorgan Said to Agree to Cover WaMu Costs on Mortgage Deal (1)(抜粋)

--取材協力:Clea Benson、Tom Schoenberg. Editors: Peter Eichenbaum, Rick Green

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE