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ECBストレステスト、シナリオの期間は3年-メルシュ理事

欧州中央銀行(ECB)のメルシュ 理事は18日、同中銀が実施する銀行ストレステスト(健全性審査)で採 用されるシナリオの期間は2016年末までの3年となる公算が大きいと明 らかにした。

ECBが銀行監督責任を担う準備の統括に携わる同理事は、フラン クフルトでの会議で「これらのテストについて期間を16年末までの3年 とする方向に議論が傾いている」とした上で、「基本シナリオといわゆ る最悪のシナリオを用意することになるだろう」と語った。

同理事は銀行が保有するソブリン債の扱いについてはまだ検討中だ とも述べ、「いずれにしても、テストでは国債も圧力にさらされる。市 場リスクを避けて通ることはできないからだ。国債の年限によってスト レス要素が追加されることも避けられないだろう」と語った。

ECBの包括的審査はまず銀行ポートフォリオ内で精査が必要な部 分を特定、次にアセット・クオリティー・レビューと呼ぶ資産の質査 定、さらにストレステストという3段階で実施される。

メルシュ理事はまた、銀行に求められる資本比率について「バラン スシート査定と基本シナリオに基づくストレステストでは、14年のバー ゼル3に沿ったコア自己資本比率8%以上を求めるだろう」と述べた。 最悪シナリオについては明言しなかった。

原題:Mersch Says ECB Stress Tests to Have Three-Year Scenario Horizon(抜粋)

--取材協力:Alessandro Speciale. Editors: Paul Gordon, Patrick Henry

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