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きょうの国内市況(11月18日):株式、債券、為替市場

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●TOPIXが3日続伸、流動性継続期待で金融堅調-過熱感が重し

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東京株式相場は、TOPIXは3営業日続伸。米国の量的金融緩和 策の長期化観測を背景にした流動性相場への期待が継続し、その他金融 や保険、銀行、証券など金融株が業種別上昇率の上位に並んだ。ゴム製 品、鉄鋼株も終日堅調。

ただ、前週の高騰を受けた反動売りの圧力、一部テクニカル指標か ら見た過熱感から上値は重かった。TOPIXの終値は前週末比2.63ポ イント(0.2%)高の1241.67。日経平均株価は1円62銭(0.01%)安の 1万5164円30銭と、3日ぶりに小安く引けた。

しんきんアセットマネジメント投信の山下智巳主任ファンドマネジ ャーは、日本株が年初来高値に接近してきたことで、「5月の上昇相場 で買った投資家が、やれやれ売りを出している」と指摘。ただ、米国の 雇用環境の改善や量的緩和策の長期化期待で投資家のリスク許容度は高 まっており、「上値を試す展開は当面続く」とみている。

東証1部33業種はゴム、その他金融、保険、銀行、証券・商品先物 取引、鉄鋼、サービス、繊維など20業種が上昇。材料銘柄では、ピジョ ンやユニ・チャームなどベビー用品関連株が高い。中国共産党の第18期 中央委員会第3回総会(3中総会)で、1人っ子政策を緩和する方針が 打ち出されたことが分かり、事業環境への好影響が見込まれた。

一方、空運、倉庫・運輸、陸運、鉱業、ガラス・土石製品、非鉄金 属など13業種は下落。個別では、オーバーアロットメントを含め最大 で660万株を売り出すとし、当面の需給悪化懸念が高まったサンリオが 下げた。ミサワホームも下落。ミサワホーム中国や北海道など販売施工 子会社で、建設した一部建物で設計仕様上、適切に施工されていない事 実が発覚したことを受けた。

東証1部の売買高は概算で28億4051万株、売買代金は2兆4854億 円、値上がり銘柄数は809、値下がり789。

●債券先物は反発、株高・円安一服受け-あすの20年入札で需要の見方

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債券先物相場は反発。米国債相場が下落した流れを引き継いで売り が先行したが、株価の伸び悩みや円安進行の一服、あすの20年債入札で 需要が見込まれるとの観測から買いが優勢に転じた。

東京先物市場で中心限月の12月物は前週末比8銭安の144円58銭で 開始。その後は上昇に転じたが、午後の取引開始後に水準を切り下 げ、11銭安の144円55銭と日中取引で10月17日以来の水準まで下げた。 しかし、午後2時前から再び上昇に転じ、一時は17銭高の144円83銭ま で上昇。結局は11銭高の144円77銭で引けた。

バークレイズ証券の丹治倫敦債券ストラテジストは「円安・株高を 受けて一度売られたが、押し目買いが入った」と述べた。ただ、金利が 下がる場面があっても0.6%を明確には下抜けず、どちらかと言え ば0.7%を上抜ける可能性の方が高い」と分析。少なくとも「買い上が るのは難しい」と語った。

日銀が午前実施した長期国債買い入れオペ2本の結果によると、残 存期間「5年超10年以下」の応札倍率は3.18倍と前回の2.64倍から上昇 した。もっとも、落札金利は市場実勢との見方が出ており、債券相場へ の影響は限定的だった。「物価連動債」は4.83倍と前回の1.58倍から上 昇した。

●円がじり高、株伸び悩みでリスク選好の売り一服-対ドル100円付近

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東京外国為替市場では、円がじり高に転じた。株価の伸び悩みを受 けて、米金融緩和の継続観測を背景としたリスク選好に伴う円安の流れ は一服。ドル・円相場は一時1ドル=100円台を割り込んだ。

午後3時40分現在のドル・円は100円06銭前後。朝方には100円39銭 を付け、前週末に記録した9月11日以来の円安値(100円44銭)に接近 する場面も見られたが、その後円は下げ渋り、午後には一時99円97銭ま で円買いが進んだ。

三菱UFJ信託銀行為替営業グループの酒井聡彦シニア・マネジャ ーは、「今回は金利ではなく、株式相場で為替も動いたと思うが、それ も投機的な動きとみられ、調整があっても仕方がない」と指摘。ドル・ 円も「レンジを切り上げていくにはもう少し材料が必要」だとし、「こ こにいる時間帯が長くなれば長いほど、徐々に重くなるイメージでみて いる」と話した。

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