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ベトナムのHDバンク:日本の3金融機関と株式売却で交渉中

ホーチミン市住宅開発商業銀行 (HDバンク)は株式の最高30%を売却するため、日本の金融機関3社 と交渉を行っている。日本からはベトナムへの投資資金の流入が増えて いる。

HDバンクのレ・ティ・バン・タム会長は14日のハノイでのインタ ビューで、既存の株式売却は来年2社以上が対象になるだろうと述べ た。ただ、交渉は内密だとして、日本の金融機関の具体的な名前には言 及を避けた。また、売却額の見通しも示さなかった。ベトナムの法律で は、国内銀行への外資の出資比率の上限は30%、一つの投資元の出資比 率は20%以下と定められている。

日本の金融機関では、三菱UFJフィナンシャル・グループが昨 年12月、ベトナム産業貿易商業銀行(ヴィエティンバンク)に15兆5000 億ドン(現行レートで約735億円)出資することで合意。フィッチ・レ ーティングスはベトナムの銀行の不良債権比率は東南アジアで最悪と指 摘しており、同国は銀行システムの改革加速に努めている。ズン首相は 外資の出資比率引き上げを認めたい考えだ。

タム会長は、「日本の銀行との提携により、日本企業との事業を拡 大できるほか、コーポレートガバナンス(企業統治)の改善にもプラス となる」と指摘。「日本はベトナムへの最大の投資国であり、投資と政 府開発援助(ODA)の流入は順調に伸びている」と述べた。

原題:HDBank in Sale Talks With Japanese Firms as Vietnam Inflows Rise(抜粋)

--Nguyen Dieu Tu Uyen, 取材協力:河元伸吾、Jason Folkmanis. Editors: Nathaniel Espino, K. Oanh Ha

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