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タイ:7-9月成長率、市場予想下回る-輸出の不振が響く

タイの7-9月(第3四半期)の経 済成長率は市場予想を下回った。輸出不振のほか、個人消費と投資の減 少が響いた。

国家経済社会開発庁(NESDB)が18日発表した7-9月期の国 内総生産(GDP)は前期比年率で1.3%増加。前年同期比では2.7%増 と、ブルームバーグがまとめたアナリスト15人の予想中央値の2.9%増 を下回った。

タイのインラック首相は2006年のクーデターの際の政治犯に恩赦を 与える法案を提出し、就任以来最大規模の抗議運動に直面。政治的混乱 が暴力行為につながるとの懸念から、消費者信頼感は10月に1年8カ月 ぶりの低水準に下がった。

ティスコ・セキュリティーズのシニアエコノミスト、カンポン・ア ディレクソムバット氏は統計発表前に、「経済はテクニカルなリセッシ ョン(景気後退)を脱却したかもしれないが、依然脆弱(ぜいじゃく) だ」と指摘。「今年は観光を除き、成長の原動力がしっかり機能してい ない。暴力行為が起きて観光産業に影響した場合、10-12月(第4四半 期)のGDPは期待外れの数字となる可能性がある」と述べた。

原題:Thailand’s Economy Grew Less Than Estimated as Exports Weakened(抜粋)

--取材協力:Margo Towie、Michael Munoz. Editors: Rina Chandran, Michael Munoz

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