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中国:習主席の求心力高まる-個人指導体制が復活との見方も

中国の習近平国家主席は今月公表し た経済政策の抜本的な転換に、個人の政治姿勢をこれまでにないほど明 確に反映させた。コンセンサスに基づき政策が決定され、改革の停滞を 招いた過去10年に終止符を打つものと言えそうだ。

第18期中央委員会第3回総会(3中総会)では1993年以降で最も広 範な改革措置が示されたが、習主席はその閉幕3日後に公表されたスピ ーチで、「国家安全委員会」の新設などを含む改革を推し進めるには 「さらなる勇気」が必要だと発言した。

また、12日に発表された3中総会のコミュニケ(声明)には習氏が 中国共産党中央委員会総書記に就任した昨年11月以来用いてきた文言が 盛り込まれ、習氏個人が前面に押し出された。このようなやり方は前任 の胡錦濤体制時には見られなかった。

こうした変化は習主席が求心力を高めていることを反映するととも に、経済における政府の役割縮小など、胡体制下で失速してしまった改 革の実行を目指す上で、従来と異なるアプローチが採られていることを 示唆するものだ。

欧州外交評議会(ECFR)の上級研究員、フランソワ・ゴドマン 氏は電子メールで、「習主席の権力掌握は明白だ」とした上で、「習主 席が単独で責任を負う、個人のリーダーシップ復活が見られる」と分析 した。

原題:Xi Jinping Expands Power as China Leaders Pledge Landmark Reform(抜粋)

--Henry Sanderson, 取材協力:Nerys Avery. Editor: Nicholas Wadhams

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